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私立アルコット学園
『私立ALcot学園』

それは(以下略)

〜前回のあらすじ〜

メンズオブバトラーの戦力を、ほぼ手中に収めた久遠達。
勝利は目前だと確信した矢先、美琴に一服盛られていたから、さあ大変。
一方、茶道部の地下からは、西園寺が出てきてこんにちは。
保健室では、ナツキとリオナがメイドさん一緒に遊びましょうと誘ってくる。
そんなことをしつつも、エンゲージリンクス発売直前なのだった。
そして……あれ? なんか、いつの間にか最終回だったりするのだっ!!

□■□ 最終話 □■□

〜 放送室 〜

久遠「み、美琴さん!? どうしてあなたが……」
美琴「それは……あの子を救うためよ。よく思い出してみて、前回愛音が登場してないでしょう?」
恋鳥「……! そういえばそうだね! いったいどこにいったの!?」
美琴「捕まっちゃったの。子猫を追いかけていたら、ななるちゃんと会ってね。そのまま……」
「そんな……どうして追いかけなかったんですか!!」
美琴「だって……しかたがなかったんですもの……どうしても、どうしても近づけなかった。だって、猫がたくさんいるんですものっ!! うぅぅ〜〜〜!!」
恋鳥「お母さんっ!! わかる、わかるよっ!! もう泣かなくていいからね!!」
美琴「ああ、恋鳥!! ごめんね、ダメなお母さんでっ!!」
久遠「さて、状況はわかりました。次の行動に移りましょう」
美琴「そんな軽くスルーしないで! お母さん、ちょっと寂しいわ。もうちょっとかまってほしいなぁ♪」
真白「み、美琴さん! じゃあ、ボクがかまってあげたりなんかして……」
美琴「あら、まーくん。出番ないと思ったら、こんなところにいたのね。ちょうどいいわ。ひとつお願い聞いてくれる?」
真白「は、はひっ、なんなりと!!」
美琴「それと、久遠さんもいいかしら。久遠さんにとっても、これは悪い話じゃないと思うの……」
久遠「どういうことですか?」
美琴「うふふ。実はね、猫で困っていたときに助けに来てくれた子がいて……」


〜 保健室 〜

ナツキ「ようこそー! ボク達のワンダーランドへ!」
リオナ「ここでゆっくりしていってほしいの」
ハノン「どういうことだ!? ここにいた生徒会長達はどうした!!」
リオナ「今はみっしょん遂行中だって。だから、みんなにも協力してほしいの」
水瀬「ミッション? 協力……ですか?」
ナツキ「うん。やることは簡単だよ! まずはこれに着替えてね!」
レイ「こ、これは……!!」


〜 茶道室・地下 〜

ななる「ふふっ。どれもハズレで正解だね。兄貴はそれより高度の存在なんだから」
西園寺「そう、すべては我が戯れ事なり!!」
美咲「ど、どういうこと!? あなたはいったい何者!?」
西園寺「ふふっ。わかりませんか? 私は外宇宙から来た使者。どこの世界にもいる、どんな姿にもなれる。世界を裏で操っているのは、私……そう、百の白衣を持つヘンタイ。この西園寺なのです!」
カレン(あ、やっぱりヘンタイだって自覚はあるんだ……)
西園寺「ふふっ、生徒達を操るのは簡単でしたよ。学園征服の暁には、世界の半分をあげようと言ったら、ほいほいついてきましてね」
こころ「ふぇ? 世界の半分……? って、もしかして……!?」
西園寺「ええ、そうです。私が欲しいのは男の子だけの世界! 残り半分の女の子だけの世界なんてものに興味はありませんからね!!」
カレン「い、潔い!!」
美咲「そういえば確かに、女の子好きなメンバーばかり揃ってたね。かりんとか、とばりとか……」
カレン「あとは、面白おかしくなればいいや的な人たちばかり……なんて迷惑なのっ!!」
美咲「うぅ……どうしてあたしの周りって、ヘンタイな男の人しかいないんだろう」
秀真「ふははははっ! 甘いぞ、マイドーターっ!! ワシの方が真性だっ!!」
美咲「お、お父さんっ!?」
秀真「違う! 今のワシは仮面の忍者、タキシード・ホツマーだっ!! さあ、マジカルフェザームーンA’sよ。いまこそ禁断の力を解放するのだ!!」
こころ「ふぇ!? なにそれ、聞いたことないよ?」
カレン「大丈夫っ! 準備は整ったみたいだから。あのヘンタイ仮面の言う通りにっ!!」
こころ「え? どういうこと、カレンちゃんっ!?」
カレン「いいから、ほら。叫びなさい、合言葉はメタモルフォーゼよっ!!」
こころ「あれ? どこかで聞いたことがあるような……」
美咲「いいから、やろうっ! いくよ。メタモルフォーゼッ!!!!」

きらんっ☆

ハノン・レイ・久遠・水瀬・真白「YES! メイド・ファイブっ!!」

真白「…………」
こころ「…………」
真白「じゃ、ボクはこれで……」(そそくさ)
こころ「どどどどうしてお父さんがいるのー!! し、しかも……名状しがたきコスチュームで!!」
真白「いやぁ、大丈夫だよ。下は短パンだから。見せパンにしないと、スタッフに止められちゃうからね♪」
こころ&美咲「「問答無用っ! 外道照身霊波光線っ!!」」
真白「ああーーー!! こころ〜〜〜っ!! せめて、その変身姿だけでも写真に――」

どがーん!!

カレン「うわ、光になっちゃった」
こころ「う、うぅ……昔のお父さんは、もう少し良識あったのに……これもゴルゴムメンズオブバトラーの仕業なんだねっ!」
美咲「先輩も変な人ばかり増えて、大変だね。察するよ……」(ぽんぽんと肩を叩きながら)
こころ「でも、これだとメンバーが一人足らないよぅ! というか、変身したの私達じゃないし〜〜〜」
ミウ「大丈夫ですよ〜。コスチュームチェンジのついでに、メンバーも増えますから〜」
美咲「あ、あなた達は!?」

莉織「エッチシーンだけメイド服を着る、レアメイド・ブルー!!」
悠姫「カレーって言うな!! レアメイド・イエロー!!」
玲亜「え、えっと……関係ないけど、ツインテールは海老の味、ナイチチブルマー!!」

莉織・悠姫・玲亜「「「三人合わせて、ブロンド・スリー!!」」」

カレン「ミウ! うまくいったのね!!」(わたし、はぶられてるけど!!)
ミウ「はい〜。ハンスさんは手ごわかったですけど、寝ている間にやっつけちゃいました」
美咲「ええ!? どうやって!?」
ミウ「それは………………ぐぅぐぅ……」
美咲「きゃー! 寝ないでーーーっ!!」
ハノン「ふふふ、それ以上突っ込むと私のナイフが赤く染まることになるぞ」
レイ「こらこら、ハノン。自重しなさい。あなたこそ、それ以上は禁則事項よ」
水瀬「おおおお二人とも、喧嘩はだめですよっ! 委員長として見過ごせ――」
ハノン「ああん?」
水瀬「はぅぅ……!! ヤンキーさんがいます! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!」
ハノン「おっと、何もおまえを怖がらせるつもりはなかったんだ。ごめんな。もう、こんなことしないから」
水瀬「ああ……男前……」(ぽっ)
ハノン「うっ……なんだか、寒気がするんだが……とりあえず、戦うぞ。ほら、久遠も構えろ……って、久遠はどこだ?」
レイ「あっちの姿見の前にいるわ」
久遠「きゃっきゃっ、うふふ♪ 私もまだまだいけるわね」(ミニスカートをひらひらさせながら)
ハノン「…………そっとしておこう」
レイ「そうね」
美咲「でも、どうしてお父さんが協力してくれるの? 敵だったはずなのに。女の子だけの世界でウハウハしそうなのに」
秀真「ふっ、ワシが愛しているのはあいつだけだ。今までも、そしてこれからもな……」
ハノン「あ、あれ? あのおっさん、無駄にかっこいい……?」(きゅん)
秀真「ワシに惚れるなお嬢ちゃん。火傷じゃすまないぜ☆」
ななる「くっ、こうなったらこっちも応戦よ。とばりん、チャカ持ってきてチャカ!!」
とばり「チャカ……なんちゃって♪」(拳銃をかまえながら)
ななる「……!! オンドゥルギッタンデスカー!!」
とばり「ふふっ。いやですわプランBを実行にうつしたまで、それと、私は最初から誰の味方でもありませんよ。言うなれば、私の味方です」
恋鳥「あ、とばりー! なんだか久々だねー!! 会いたかったよー♪」
とばり「あら、恋鳥♪ 訂正しますわ。私は恋鳥の味方です。うふふ♪」
久遠「…………はっ! さ、さあみんな。今のうちに西園寺ブラザーズを捕らえるのよっ!!」
ななる「えーい、ここは一時撤退――」
とばり「そうはさせません!!」
ななる「なんだって!? とばりんがボクに勝てるとでも!?」
とばり「ええ、当たり前です! あなたに足らないのは、雅さ。背の低さ。小さな胸……そしてなにより、出番が少ないっ!!!!」
ななる「ががーん! それは言ったらおしまいだよーーー!!」(がくり)
大吾「おお、さすがはとばり。言ってはならないことを平然と言ってのける! そこにしびれるあこがれるー!!」
「……なぜだろう、私も胸が痛いのだが……これが恋!?」
西園寺「ふふふふ。まだだ。まだ終わりませんよ!! こちらにはクイーンがいるのですからね!!」
ハナ「クイーンじゃと!? ワシの出番か!!」
西園寺「そうです、出てきなさい。私のクイーン!!」
ハナ(無視された!?)

ちゃらちゃ♪ うぅうぅ〜、イェいイェ〜〜〜い♪ ずちゃちゃちゃちゃっ♪

愛音「キラ☆」

カレン「え? だ、誰あれ?」
ミウ「ご存知(ry というか、中の人が一緒なはずですよ?」
カレン「中の人なんて、いないわ!!」
愛音「抱きしめて、銀座のはちゅまれーーーっ!!」
学園の男子6割「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
悠姫「た、大変よ! 地上にいるアレな人たちがこちらに向かってきてるわっ!! バルバロッサ作戦のごとき行進スピードよ!!」
とばり「ええい、こっちも歌いますわよ、主に恋鳥がっ!!」
恋鳥「あ、うん。わかったよっ! それじゃあ、わたしの歌を聴けぇぇぇ〜〜〜!!」

がらっ

朔夜「その必要、ない……」
マヤ「ない……」
悠姫「っ! 加賀見先輩とマヤ? 今までいったいどこに!?」
朔夜「準備に時間かかった……でも、みんなががんばってくれたおかげで、間に合ってよかった……」
美琴「そう、よかったわ……」
恋鳥「え、ちょっと! せめて歌わせてよ! メインっぽいことさせてーーー!!」
西園寺「何をしようとしているはわかりませんが、もう遅いですよ。私の勝ちです。あなたが持っていた『ですのーノート』は、円華さんに回収してもらいました」
円華「ごめんなさい。弟を人質に取られて……煙幕で見えなくなった間に、こっそりすり替えておいたの!!」
西園寺「さあ、これでみなさん私の思うがまま。勝ちを宣言するまで、3分待ってあげましょう」
朔夜「…………残念。ハズレ」
円華「っ!?」
マヤ「本物のですのーノートは、こっち……」
円華「そんなっ! でも、確かに私は朔夜さんからノートを奪ったはず!!」
マリネオ「甘いですの! 朔夜様が持っていたのは最初から偽物だったですの!! 第4回の煙弾のシーンをもう一度どうぞですの!」


霧絵「うぬぬぬ。をにょれ。逃げたかっ!」
円華「ごめんなさい。私のせいで」
マヤ「大丈夫……ノートはここにある……」
朔夜「それよりお腹空いた…………」


ミウ「あ、本当ですねぇ。マヤが持ってるって言ってます」
円華「そんな……その場にいたのに、気がつかなかったなんて」
ジャジャス「仕方ないにゃ……後から考えた展開だから」
朔夜&マヤ「「しわとしわをあわせて、しあわせ……」」
円華「で、でも。じゃあ、このノートはなに? 目印にしておいた染みもしわも一緒よ」
マヤ「まったく同じものを用意したの……ジャジャスが一晩でやってくれた……」
円華「どうやって!!」
ジャジャス「コピペにゃ」
円華「…………パードン?」
ジャジャス「だから、コピペにゃ。判子でもいいにゃ。魔法でちょちょいのちょいにゃ!」
西園寺「あ、魔法ですか。じゃあ、仕方ない仕方ない」
円華「うぅ……これが、超えられない世界観の壁なのね……でも、これだと賢治も助けられない……」
莉織「安心してください、先輩!」
円華「……! その声は出番の少ない莉織ちゃん!?」
莉織「ひと言余計ですが……とにかく、賢治くんは助けました!! 玲亜っ!!」
玲亜「はいはーい。それじゃあ、悠姫。一緒にいくよー?」
悠姫「ええ。いつでもいいわよ!」

玲亜&悠姫「「必殺! スーパーケンジクラッシャー!!!!」」

莉織「って、なにしてるのーーー!?」
円華「うちの弟を投げないでーーー!!」
賢治「愛、覚えてますかーーーっ!!!!」

どがーん!

玲亜「ここはもうダメだよ! 天井が崩れる!! ドリフ落ちだよ! いったい、誰のせいで……!!」
莉織「突っ込みたいけれど、今はそんな場合じゃない! って、瓦礫が降ってくる!!」
綺沙羅「はっ!」

しゃきーん(刀で一刀両断)

美咲「綺沙羅さん!!」
綺沙羅「ようやく出番がきましたね、姉さま」
霧絵「うむ。ぶろんどすりゃーに呼ばれなかった恨み、ここで晴らしてくれる!!」
カレン「そういうことなら、わたしも手伝うよ!! 久々に回しけりをお見舞いしちゃうんだから!!」
霧絵「よし、ここはワシらに任せるのじゃ! 神通力で崩壊を食い止める!」
朔夜「ありがとう、猫さん……」
霧絵「だから、猫ではないと言っておるじゃろう!」
ミウ「猫? 猫さんも好きですよ。でも、ぞうさんの方がもっと好きです……むにゃむにゃ……」
綺沙羅「……! 姉さま! 大変です!」
霧絵「どうしたのじゃ!!」
綺沙羅「西園寺様と愛音ちゃんの姿が見当たりません!」
霧絵「なんじゃと!」
綺沙羅「それと、私達の出番もこれだけです!!」
霧絵「なん……だと……?」
莉織「あら、お仲間ですね。さ、こっち来て一緒に慰めあいましょう」(ぽんと手をあわせながら)
霧絵「う、うわー! いやじゃあ!! もっと出番をくれーーー!!」

ずががーん!!

霧絵「な、なんじゃ!?」
西園寺『ふはははっ! 見なさい! これが愛音ちゃんの力を得て手に入れた最強の姿! 私が新世界の神!!』
綺沙羅「お、大きいです……校舎より巨大になってる!!」
西園寺『さあ、あなた達なんて一ひねりですよ!』
秀真「こうなったら、こっちも合体だ!! オジサンを中心に、集まれ若人!!」
久遠「さて、どうしましょうか」
秀真「無視しないで、そこのメイドさん!!」
マヤ「大丈夫。このときのために準備しておいたから……あれ」
こころ「ノコギリで武装しているアレは……もしかして、ビッグサイト○ボ!?」
莉織「って、ロボのところを伏字にしても意味ないですよ!?」
玲亜「うわー! すごいじゃない! かっこいいっ!!」
悠姫「よくもまあ、あんなものを……」
朔夜「このノート……書いたことが何でも起きるから。合体でも何でもできる。それに、猫さんもいる」
霧絵「むぅ。確かに神通力であれに命を吹き込めば、やれないことはないか……」
大吾「「うっひょー! マジですか! じゃあじゃあこころさんと一緒に、今こそ合体を!!」
賢治「なに!? じゃあ、姉さんとも!?」

ぱすんっ! ぱすんっ!(銃撃)

大吾&賢治「「ばたり」」
久遠「はい、女女女女女で並んで。団体行動を乱すなっ!!」
真白「あ、あの……ボクたちは……」
こころ「お父さんはあっちで反省してて」
真白「……はい」
綺沙羅「みなさま準備はよろしいですか? では、手をつないで……」
とばり「恋鳥……あなたと合体したいですわ♪」
恋鳥「きゃああ!? そっちはダメだってば……ああん♪」
霧絵「……! 感度良好! 今じゃ!! みんな手を上げろ!!」

みんな『カモーン!! ビッグサイダー!!!!』
西園寺『むぅぅ!?』
みんな『今必殺の、ビッグチェーンソー!!!!』
西園寺『かみはしんだ』

真白「ふっ。これが人のサガか……」(端っこで体操座りをしながら)


〜 体育倉庫 〜

雄基「はあはあ……やっと見つけた!!」
「大丈夫か、千歳!」
千歳「あ……乾くん……?」
雄基「起きろ、起きるんだちまり! これは命令だ!!」
ちまり「ん……雄基……?」
「よかった無事で。怪我もなくて何よりだ」
千歳「ねえ、乾くん……私、夢を見てたんだけど……みんなががんばって、私達を助けてくれる夢。でも、おかしいの」
「なにがだ?」
千歳「そこに、あなたと雄基くんの姿だけがなくて……あなた達、今までずっと何してたの?」
「そ、それは……なあ、葉山?」
雄基「え、えっとその…………美琴さんに薬盛られて、そのままずっと寝てました」
「…………」
雄基「…………」
千歳「…………」
ちまり「魚、くさい」


〜 負傷者救護センター 〜

ハンス「うーんうーん。お嬢様ぁぁ……」
ロベルト「くぅ……とばり様の湯のみも売り切れ……」
「で、出番が……出番がないわ……」
かりん「あたしはみさきちに名前呼ばれたから、本望だよ……ふへへ」
ななる「ふぅ……死屍累々だね。まあ、こっちもそんなものだけど。でも、兄貴。これでよかったの?」
西園寺「ええ、これでよかったんですよ。すべての憎しみは私に向けられた……そんな私が倒されれば、万事丸く収まる。争っていた男の子と女の子も、また仲良しになれるでしょう」
ななる「エロ・クレイエム……ねぇ」
西園寺「はい。これでまたこの学園もより賑やかになるでしょう。今まであまり話さなかった生徒同士にも、新たな絆が生まれました」
ななる「やれやれ、これだから兄貴は。そんなだからいつも誤解されるんだよ? たまには真面目にみんなの前に出たらどう? 学園長らしくさ」
西園寺「いいんですよ。わかってくれる人が一人いれば。ねえ、ななる?」
ななる「……ま、いいって言うならいいんだどね。そっちの方がおもしろいし?」
西園寺「はい。それでいいんですよそれで。なべて世は事も無し。今日もいい天気です」


<最終話 ふぃあーちゃいるど> おわり








〜 通学路 〜

愛音「っていう、お話をこんどのおたのしみかいでやるのー!」
悠姫「そ、そう……深いわね」(どこから突っ込んだらいいのかしら……)
美琴「ほらほら、愛音。あなたの学校はそっちじゃないでしょ? さよならしなさい」
愛音「はーいっ!! じゃあ、悠姫ちゃん。またねー!!」
悠姫「ええ。またね、愛音ちゃん」


〜 教室 〜

悠姫「ふふっ。愛音ちゃんは相変わらず元気があっていいわね」
ちまり「あ、悠姫。おはよー!!」
悠姫「あら、おはよう。なんだか、ご機嫌ね?」
ちまり「うん。聞いて聞いて、実はね今日、転校生が来るんだって!!」
悠姫「………………転校生?」
ちまり「うん。どんな子だろうね。気になるぅ〜」
千歳「はーい、みんな席について。転校生を紹介するわよ。入ってきなさい」
悠姫「ちょ、待っ――――」


〜 愛音の学校 〜

リオナ「おはよー、愛音ちゃん」
愛音「うん。おはよー」
ナツキ「ん? 愛音、何持ってるの? ノート?」
愛音「えへへ。ハナのおばあちゃんから貰ったんだ。燃やすのももったいないから、あげるって」
リオナ「あ、すごーい。たくさんお話書いてあるー。おたのしみかいでやるのだよね? 見せて見せて〜」
愛音「うん。いいよ、まずはね……」


『私立ALcot学園』

それは、都内某所にある全寮制のお嬢様学校の俗称である。
ALcot学園では、生徒の自主性を尊重し、生徒の生徒による生徒のための学園運営を目指しており、基本的になにをやっても許される。まさにフリーダム。というか、勢いで書いているので、この先どうなるかわからない。
果たして、卒業までに何人のヒロインが生き残れるのか。それは神のみぞ知る……。


永遠に未完
| 空下元 | 私立アルコット学園 |
私立アルコット学園
『私立ALcot学園』

それは(以下略)

〜前回のあらすじ〜

フィアナ達エンゲージリンクスな人々の元に現れた伝説のメイド久遠、そして雄基。
彼女達を仲間に引き入れ戦力アップを図ろうと画策するものの、
そこにメンズオブバトラー花組の幹部、とばりが現れたからさあ大変。
それはそれとして、夏コミお疲れ様でした。

□■□ 第6話 □■□

〜 体育館 〜

とばり「おほほほっ! そうはさせませんわ!!」
雄基「……! この声は……!!」
とばり「ふふっ、ウチの若いの(凛とかりん)がずいぶんとお世話になったようですわね。きっちりここで落とし前をつけてもらいますわ」
久遠「くっ……ここで敵幹部の登場ですか……というか、私の出番多くないですか……?」
とばり「ほほう、アニメでよくある前回のラストシーンで時間を引き延ばす演出を使うとは……なかなかやりますわね」
雄基「って、あれ? あの魔法使いの子達がいないぞ」
久遠「あら、こんなところに手紙が……」

『本編の営業に出かけてきます。そちらはそちらで勝手にやっていてください。エンゲ一同』

とばり「ふふふっ。どうやら逃げられたようですわね。これでようやく本来の話の流れに戻れますわ」
雄基「くそっ。こうなったら、『キラッ★』な力でおまえもオレの配下に加えてやる。そしてちまりを取り戻すんだ!」
とばり「そうですか、なるほど。あなたはちまりをご所望ですか。いいでしょう。ななるさん!」
ななる「はいはーい。連れてきたよん♪」
ちまり「うきゅぅ〜〜〜」
雄基「ちまり!」
ななる「おっと、動くとこの子の恥ずかしい姿をネットに流しちゃうよ? ボクはもう、この子のあーんなところや、こーんなところまで知ってるんだから。にゅふふ♪」
ちまり「ふあ!? ちょ、耳なんて舐めちゃ……きゃぅっ!」
雄基「うぉぉぉぉぉ!? なんだか盛り上がってるな畜生! オレもまぜて!!」
久遠「雄基、相手の策にはまってはいけないわ。ここは冷静に」
雄基「あ、ああ……わかったよ、久遠さん。さあ、とばり。条件は何だ? オレに何かさせたくて、ちまりを連れてきたんだろう!」
とばり「話が早くて助かりますわ。私が望むのはただひとつ……ですのーノートです」
雄基「ですのーノート? あれを奪ってくればいいのか?」
とばり「ええ、そうです。あなたの力をもってすれば容易いことでしょう? こちらも多少なりとも戦力を回します。私達で協力して、ですのーノートを手に入れましょう」
久遠「それまでは休戦……ということですか?」
ななる「そうそう、そういうこと。無駄に争っても仕方ないでしょ? 雄ちんはちまりんを取り返すために、ボクたちが欲しがってるノートを取ってくる。実にシンプルな取引だよ?」
久遠「…………ふむ。いいでしょう。その取引に応じましょう。いいわね、雄基?」
雄基「おう。ちまりが取り戻せるならそれでおっけー!!」
久遠「その一途な想いは、報われませんが……」
雄基「ん? なにか言いました?」
久遠「いえ、なんでも」
とばり「では、こちらは水瀬と真白さんを保健室に向かわせますので、現地で合流してください」
久遠「わかったわ。では、後ほど」

カツカツカツ(遠ざかっていく)

ななる「なんだか、ずいぶんと素直に応じたね。これは裏あり……かな?」
とばり「ええ。あのメイドさん……食えませんわね。やはりプランBでいくことにしましょう。ふふふ……」
ちまり(うわー、この子達腹が黒そー)


〜 保健室 〜

レイ「こちら、メイド1。保健室前に到着いたしました」
久遠『本部了解。そのまま作戦を続けてください』
レイ「かしこまりました」
ハノン「はぁ……なんで私達があんなガキの命令を聞かなきゃならないんだ?」
レイ「これもお嬢様を救うためよ。いまごろ教室で一人寂しく泣いているに違いないわ」
ハノン「まあ、いつもどおり寝てると思うけど……ま、そうだな。しゃあない、やるからには本気だ」(ナイフをきらーん)
レイ「ふふっ。そうね。お嬢様に手を出したらどうなるか……身をもって知らせてあげるわ」(ヤリをきらーん)
水瀬「はぅ!? ななななんでみなさん、そんな凶器持ってるんですか!? ノートを取りに来ただけでは!?」
レイ「あら、そういうあなたも立派な凶器をお持ちではないですか?」
水瀬「え? ど、どどどどこにですか? わたしはただのしがないメイドでして……」
レイ「ほら、そのお胸ですよ♪ 私より大きいのでは?」
水瀬「ひゃぁぁぁ!? だ、ダメです! 見ないでください〜〜〜!!」
ハノン「しっ、静かにしろ。中の連中に気づかれるぞ! 私達黒のメイド団に失敗は許されない!」
レイ「意外とノリノリね、ハノン」
ハノン「う、うるさい。いいから黙ってろ!」
水瀬「それにしても、遅いですね真白さん。もう着いてもいい頃なんですが……」

ざ、ざざざ……

水瀬「あれ? ハンスさんからの無線が……」
ハンス「み、水瀬くん……わ、私はもう……ダメだ……」
水瀬「……! ハンスさん! どうしたんですか!?」
ハンス「日菜森様とロベルト様が敵の手に……というか、有明の人の波に呑まれて……私も企業ブースまで行ったのだが……お嬢様のカレー皿を、買えなかっ、た…………ぐふっ」
水瀬「きゃぁぁぁ!? ハンスさん、ハンスさ〜〜〜んっ!!」
ハノン「どうしたんだ!? ハンスに何が?」
水瀬「それが……ついさっき、真白さんに『コ○ケで悠姫ちゃんの皿が売ってるみたいですよ』と聞かされて、こうしてはおれん! と2時ごろに会場に向かったのですが……」
レイ「なるほど……その時間は確かにアウトですね。あとはもう、企業のチラシを集めることしかやることがありません……」
ハノン「歴戦の執事も、○ミケじゃ役立たずか……怖い所だ。コミ○ってやつは」
レイ「ハンス様が倒れたってことは、メンズオブバトラーのメンバーは残り……」
水瀬「えっと……一応わたしと、後は藍沢さんと西園寺先輩、それと矢薙くんと高見沢くんですけど……」
レイ「ああ、大吾様と蓮様ならすでにこちらに寝返ってるわよ。こころ様がいるところが、オレのオアシスだとかなとか」
ハノン「そうか……久遠の言う通りだったな。ここで待っていれば勝手に相手は潰れるって」
水瀬「え? え? え?」
レイ「水瀬様、このまま私達、黒のメイド団に入りませんか? 同じメイド仲間ですし、悪いようにはしませんよ」
水瀬「ええええ!? あ、えっとその……でも、悠姫様が人質に……」
ハノン「大丈夫だ。お嬢様を救うついででいいなら、一緒に助けてやる」
レイ「あら、ハノンったら男前ね」
ハノン「おまえはいちいちうるさい! とにかく、こっちに来い」
水瀬「あ、はい! そういうことなら!!」
レイ「こちら、メイド1。フェイズ1終了。これからフェイズ2に移ります」
久遠『了解しました。保健室にいるのは穏健派です。きとんと話をすれば協力してくれることでしょう』
水瀬「はぁ……なんだか、うまいこと話が進みますね。さすがは伝説のメイドさんです。もしかして、真白さん達を○ミケに誘導したのも……」
ハノン「ま、それは私達が知らなくてもいいことだよ。久遠の年齢と同じようにな」
レイ「ハノン、そういうことを言うとあとが怖いわよ」
ハノン「わかってるって。さ、早いところ仕事を済ませよう。というわけで、失礼するぞ」

ガラっ

水瀬「って、あれ? 誰もいない……?」
レイ「あ、あなたたちは……!?」
ナツキ「ようこそー! ボク達のワンダーランドへ!」
リオナ「ここでゆっくりしていってほしいの」


〜 茶道室 〜

カレン「さあ、観念しなさい! 観念しないと高そうな茶碗とか割っちゃうわよ!」
とばり「してやられましたわね……」
こころ「ごめんね、とばりちゃん。悲しいけど、これって戦争なの」
美咲「マジカルフェザームーンA’sとしての初任務が茶道室襲撃って、魔法少女としてどうなんだろう……」
こころ「大丈夫。最近の流行はこういう感じだから!」
とばり「こころさん、キャラ変わってませんか?」
ななる「あはは。こころん、コミケ明けだからまだ興奮が抜けきれてないのかも……」
美咲「でもこれでメンズオブバトラーは壊滅だね。ようやく普通の学園生活に戻れるよ。にーちゃんの授業受けられるよ!」
カレン「そうね。じゃあ、チトセ先生の居場所を教えてくれない? そうすれば放送室にいる先生達も落ち着くと思うし」
とばり「ふ、ふふふふ……」
カレン「な、なにがおかしいの?」
とばり「ひとつ、いいことを教えて差し上げましょう。茶道において何が一番大事なのかを……それは和の心ですよ!」

ばんっ!(畳を叩く!)

こころ「ふぇぇ!? 畳が裏返った!?」
美咲「た、畳返し!? って、和の心とぜんぜん関係ないよー!?」
カレン「あ、畳の下に階段が!?」
美咲「こんなところに隠し通路があっただなんて……とにかく行きましょう、こころ先輩、カレンちゃん!」
こころ「あ、うん!」

〜 放送室 〜

「わかった。オレ達もおまえに協力することにしよう」
久遠「ご理解いただいてありがとうございます」
恋鳥「でも、本当に大丈夫なの? 千歳先生やちまりちゃんは無事に取り戻せるの?」
雄基「安心しろって。オレの力があればイチコロさ! なあ、兄弟!」
大吾「おうよ! 気合で乗り切れば大丈夫だ。なあ、アミーゴ!」
「眼鏡の調子が悪いのだろうか。大吾が二人に見える……」
久遠「とにかくこれで学園は取り戻したも同然。とばりが逃げ出したようですが、瑣末な問題でしょう」
「あとはですのーノートとかいう、怪しい書物を燃やせば普段通りの生活に戻れるわけだな」
ハナ「うーん。おかしいのぅ……一度燃やしたはずなんじゃが……」
久遠「こちら本部。メイド1。応答おねがいします』
レイ『…………』
久遠「メイド1? どうしたの、返事をなさい」
恋鳥「どうしたの? お返事ないの?」
久遠「ええ。保健室に突入した部隊から返事がなくて……」
恋鳥「ほ、保健室……ってことは、返事もできないようなあんなことやそんなことを……」
「あんなことやそんなこと? なんだそれは、抽象的すぎる。具体的に説明したまえ」
霧絵「それ以上はやめい!」
「霧絵様? どうして……って、その傷はいったい!?」
霧絵「はぁはぁ……き、気をつけろ乾……本当の敵は……」
恋鳥「大丈夫、狐っぽい子……って、うきゅぅぅ〜〜〜」(ぱたり)
大吾「え? ちょ、ちょっとどうしたんだ恋鳥……って、あれ? 急に眠気が……」
久遠「これは……食事に薬が……」
「くっ……このあら煮を作ったのは誰だ! 女将を呼べい!」
美琴「うふふ。ようやく効いてきたのね。2ヶ月越しだったわ」
久遠「み、美琴さん!? どうしてあなたが……」
美琴「それは……」

〜 地下室 〜

美咲「うーん。ここ、暗いよせまいよ怖いよー」
こころ「がんばって、美咲ちゃん。もうすぐ最深部に着くっぽいから……」
カレン「待って。通路の先に誰かいる!」
美咲「あ、あれは……」
西園寺「ようこそ、みなさん。我がメンズオブバトラーの司令室へ」
美咲「が、学園長!?」
こころ「え? 理事長さんじゃないの?」
カレン「やだなぁ、ただのヘンタイ教師じゃない」
ななる「ふふっ。どれもハズレで正解だね。兄貴はそれより高度の存在なんだから」
西園寺「そう、すべては我が戯れ事なり!!」
こころ(わー、大風呂敷広げすぎだよぅ)


<第6話 なつこみ☆ 疾風怒濤編> おわり
   〜そろそろ巻きの入った<第7話> につづく
| 空下元 | 私立アルコット学園 |
私立アルコット学園
『私立ALcot学園』

それは(以下略)

〜前回のあらすじ〜

ですのーノートを巡り、苛烈な激戦を繰り広げていたようないなかったような保健室。
そこから辛くも逃げ出した凛とかりんだったが、雄基の圧倒的なインチキパワーの前に膝を屈してしまう。
それはそれとして、祝、エンゲージリンクス予約受付開始なのだった。

□■□ 第5話 □■□

〜体育館にて〜

マリナ「よく聞け皆の者っ!! 今日からエンゲの予約が開始されるのだっ! それに合わせて(書こうとした内容を急遽変更して)ちゃっかりこの何とか学園の一画を占拠してやったのだ!」
ティア「おお〜! ぱちぱちぱちっ。違法占拠ですねマリナちゃんっ。王女様なのに小悪党っぽいです♪」
マリナ「うるさいうるさいうるさい! 小悪党言うなっ! 妾は誇り高きヴィオリアの王女だぞ! あのハンスとかいう老人と一緒にするでないっ!」
ティア「にゃあ〜〜〜! いたたたっ!? お、落ち着いてくださ〜いっ。うるさくすると、他の人に気づかれるですよっ」
フィアナ「そうだよ。この学園にいる人達みんな不思議な魔法使うみたいだし、騒ぎになったら大変だよ」
マリナ「むむむぅ……わかったのだ……」
ヘレン「では、ひとまず宣伝だけでも済ませてしまいましょう。マリナ様、こちらを」
マリナ「ん? これは何なのだ?」
フィアナ「それはね、風の錬金石を加工して作った『マイク魔機』だよ。ここの学園の放送室とかいう所と繋げてあるから、これに向かって喋ればみんなに声が届くよ」
ティア「にゃ! そんなのいつの間に仕掛けたですか?」
ヘレン「くすっ。こんなこともあろうかと、昨晩のうちにね」
フィアナ「やっぱりヘレンは仕事早いね。メイドさんの鑑だね」
ヘレン「お褒めいただきありがとうございます。そういうフィアナ様こそ、一晩でそのような錬金器具を作り上げるとは、さすがです」
フィアナ「うふふ、ありがと。好きなことになるとつい夢中になっちゃってね。でも、そんなに褒めてもなにも出ないよ? あ、りんごなら出るけど……食べる?」
ティア「にゃー。いただくですー!」
マリナ「ええい。暢気にりんごなど食べておる暇はないぞっ。さっそく、放送を開始するのだ」
フィアナ「それじゃあ、スイッチおん」
マリナ「うむ。では……」

マリナ「貧乳はステータスなのだっ!!!!」

ティア「にゃ!? 第一声がそれですか!?」
マリナ「いや、一部ユーザーの魂の叫びを代弁してみたのだが……」

人々「おおおおおおお〜〜〜〜〜〜っ!!!!」

フィアナ「ふぇぇ!? なんか向こうの校舎の方から叫び声が聞こえるよぅっ!」
マリナ「はははっ、見ろ。人がロリのようではないかっ。よーし皆の者、妾の支配下に入るのだっ! ジーク・ヴィオリア!!」
ヘレン「マリナ様。そういうキャラだと思われるので、ハッチャけた発言は控えた方がよろしいかと。普段はもう少し良識があるはずなのですが……」
ティア「にゃー。大丈夫です。ここは楽屋裏みたいなものですから、キャラも崩壊するですよ♪ 書いてる人もノリでしか考えてないですよ!」
ヘレン「そういうブッチャけた話もやめなさい。身もフタもないわ……」
マリナ「本編ではみんな、真面目にやっておるから安心するのだ!」
ティア「あはは、そうでもないですけどねー。マリナちゃんはいつもこんなノリですー」
マリナ「うるさいのだ! せっかくフォローを入れたのにバラしてどうする! ええい、こんな乳をしてるから悪いのだ! そんなもの揉んでくれる!」
ティア「ふにゃぁぁぁん! や、やめてくださいマリナちゃん。お胸は関係ないですーーー!!」
ヘレン「はぁ……本当に大丈夫でしょうか。私達のイメージ戦略。いいですか? 商売というものはですね……」
フィアナ「まあまあ、ほらほらそうやって怖い顔ばかりしてると、せっかくの美人さんが台無しだよ。スマイルスマイル」
ティア「そうですよ! ヘレンさんは笑顔が素敵なんですから、もっと笑顔になるですよ。わたしもみなさんが笑顔になってくれると嬉しいです」
ヘレン「まったく……でも、ありがと。お世辞でも嬉しいわ」
ティア「お世辞じゃないですよっ! ヘレンさんはホントに美人さんです。笑顔がキュートですっ。ぽんって太鼓判押すですよ!」
ヘレン「くすっ。いい子ね、あなたは」
ティア「にゃぁ〜ん、頭そんな風になでなでされたら、くすぐったいですよぅ。でも、気持ちいいです。えへへ♪」
マリナ「く、くくくく……」
フィアナ「ん? 変な声出してどうしたのマリナちゃん」
マリナ「はははっ! おぬし達が乳繰り合ってるうちに、この場所を妾の臣下達で包囲しておいたのだ! ここには貧乳時空が発生しているのだ!」
ヘレン「もしやそれは、女性の胸が3割減するという呪いの空間!?」
ティア「にゃんと!? それはおそろしいです!!」
マリナ「さあ覚悟するがいい、ヘレン、ティアっ! おっぱいが大きいからって、威張ってはダメなのだ!」
ティア「にゃ!? わたし別に威張ってないですよ〜〜〜!? というかさっきからお胸ばっかり見ちゃダメですっ、恥ずかしいですぅ〜〜〜!!」
マリナ「またそうやって胸をぽよんぽよんさせよって! うぬぬぬっ、どう思うのだフィアナ!」
フィアナ「えーと……どうして私はマリナちゃん側なのかな?」
マリナ「察するのだ」(ぽんと肩をたたきながら)
フィアナ「ふえぇぇぇん! やっぱり他の人から見ても私、ぺったんこなんだっ! ごめんね、お胸小さくてごめんね! 生きててごめんねっ!!」
ヘレン「皆様落ち着いてください。場が混乱しています。私達の目的は何だったのですか? もう一度思い出してください」
マリナ「貧乳を認めさせることなのだ」
フィアナ「おっぱいを大きくしたいです」
ティア「できればお腹いっぱいパンを食べたいですよ。孤児のみんなにもおすそ分けするです」
ヘレン「はぁ…………もういいです。好きになさってください。はぁ……」
ティア「にゃー。ヘレンさん、元気出すですよ。どんまいです」
ヘレン「誰のせいだと思ってるのっ」
ティア「にゃぁ!? ごめんなさいですっ!」
フィアナ「まあまあ、お腹が空いたらなんとやらだよ。もうすぐお夕飯の時間だから、サンドイッチ作っちゃおうか。さっき放送室に顔出したとき、『ミコトサンノカレー』とかいう、スパイスの効いたルーを手に入れたから」
ヘレン「あら? これは、そこはかとなく魂を揺さぶるような匂い……この黄色はターメリックで色を出しているのでしょうか」
ティア「にゃ、さすがはヘレンさん。物知りさんです!」
フィアナ「さあ、たんと食べて♪ たくさん作ったからね」
ヘレン「では、いただきます」
ティア「んむんむっ! んん〜〜〜♪ おいふぃです! フィアナさんはやっぱりお料理が上手ですね!」
フィアナ「くすくすっ、今回はミコトサンっていう人の腕がよかったんだと思うけどね。あ、ティアちゃん、お口にカレーついてるよ。拭いてあげる」
ティア「んにゅ……ふふっ、くすぐったいですぅ」
フィアナ「ほら、綺麗になった。あまり焦らずゆっくり食べてね。喉につっかえたら大変だよ?」
ティア「にゃーん。フィアナさん、ありがとうございます。そんなに気を遣ってもらって」
フィアナ「いいお嫁さんは他人への気配りもしっかりできないとね。旦那様が大変なときにちゃんと背中を支えてあげられるように♪」
ヘレン「くすっ。フィアナ様、またそれですか? 本当にあの方のことがお好きなのですね」
フィアナ「ちょ、ちょっとヘレンっ! 急に何言い出すのっ!? 恥ずかしいよぅ。それに好きとかそういうんじゃなくてね、ただそばにいられればそれで幸せっていうかごにょごにょ……」
ティア「にゃーん。フィアナさん、お顔真っ赤にして可愛いですぅ♪」
フィアナ「も、もー! ティアちゃんまで! もうしらないっ」

マリナ「そおいっ!」

ヘレン「あら? どうかしましたか、マリナ様」
マリナ「どうかしましたかではない! のんびりディナータイムとは何事か! 今は神聖なる戦いの最中なんだぞ!」
フィアナ「じゃあ、マリナちゃんはいらないんだね。このカレーサンド。美味しいのになぁ〜?」
マリナ「うっ…………べ、別に誰も食べたくないとは言っておらんではないか……」
ヘレン「よく聞こえませんが? 何かあるなら、大きな声でハッキリとお願いします」
マリナ「ぐっ…………えっと、その……サンドイッチ、妾も食べたいのだ……」
ヘレン「ふふっ。はい、よくできました」
マリナ「う、うぅ……くそう……っ、どうしてもヘレンには頭が上がらないのだ……」
ヘレン「それと、このルーには人参やらブロッコリーやら入っていますが、食べると言ったからにはきちんと残さずお食べになってくださいね」
マリナ「なんと!? 妾の嫌いなものがたくさん入っているではないか!」
フィアナ「まあまあ、マリナちゃんの嫌いなブロッコリーは私が食べてあげるから。残りは自分で食べるんだよ?」
マリナ「おおっ! さすがはフィアナ! 心の朋よ! 大好きなのだ!」
フィアナ「うふふっ、ありがと♪」
ヘレン「フィアナ様。あまり甘やかしてはいけませんよ? マリナ様も、出されたものはすべてお食べください」
マリナ「うぬぬっ! ええい、わかったのだっ。妾は誇り高きヴィオリアの王女! これくらいの野菜などに屈しはせんっ! 蒼魚さんのように妾もカレー色に染まるのだっ!!」

雄基「ふふははははっ!!」

マリナ「むっ! 何ヤツ!」
ティア「あ、あそこのお立ち台の上です!」
雄基「威勢だけはいいな、おチビちゃん。だが、オレはそういうの大好きだぜ!」
フィアナ「あれ? もう一人いるよ?」
ヘレン「あ、あなたは……!」
久遠「ふふっ、あなたが新しいメイドね。噂は聞いてるわよ」
ヘレン「っ……久遠様!?」
マリナ「知っているのか、ヘレン?」
ヘレン「ご存知ないのですか!? 彼女こそがメイドの中のメイド。幾多の戦場を駆け抜け、多くの屍の山を築いてきた地獄のメイド長、久遠! なによりもおそろしいのが、その年齢――」
久遠「そう……涅槃を見たいのね、あなた……」(銃を構えて)
ティア「にゃ!? いきなりなお人です!! 危険がデンジャーです!」
フィアナ「危ない、ヘレン! corona,eruptio "SAGITTA"――!!」

ズギャーン!(魔法的な光の矢が宇宙の法則を乱す!)

雄基「すげぇ! 本物の魔法初めて見たっ! でも、いきなり撃つなんて危ねぇだろっ!」
フィアナ「大丈夫だよ。峰うちだから!」
雄基「魔法に峰とかないから!!」
久遠「これくらいで驚かないでください。ハリウッドでは日常茶飯事です。それよりも彼女達を早く説得しましょう。強力な戦力となります」
雄基「そうだな。じゃあ、オレの絶対遵守の眼力で、おまえ達を『キラっ☆』してやる!」
とばり「おほほほっ! そうはさせませんわ!!」
雄基「……! この声は……!!」
とばり「ふふっ、ウチの若いの(凛とかりん)がずいぶんとお世話になったようですわね。きっちりここで落とし前をつけてもらいますわ」
久遠「くっ……ここで敵幹部の登場ですか……というか、私の出番多くないですか……?」(※ 筆者がメイド好きだからです)

<第5話 なつこみ☆ あからさまな宣伝編> おわり
   〜何も考えてないけど<第6話> につづく!





フィアナ「…………あ! エンゲージリンクス予約受付開始です。みなさんどうぞよろしくお願いしますっ」(はぅ……やっと宣伝できたよ)
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私立アルコット学園
『私立ALcot学園』

それは(以下略)

〜前回のあらすじ〜

時は戦国(?)、都内某所にあるアルコット学園では3つの勢力が覇道を争っていた。
それはそれとして、朔夜の手に渡る「ですのーノート」
生徒会長である朔夜の手にそれが渡ったその時、歴史が動いた……。

□■□ 第4話 □■□

霧絵「ごきげんようなのじゃ、綺沙羅」
綺沙羅「ごきげんよう、姉様」
霧絵「うむ? 耳が曲がっていてよ?」
綺沙羅「まあ、ありがとうございます姉様」

キンコンカーンコーン

霧絵「おっと、チャイムが」
綺沙羅「姉様、急ぎましょう!」
霧絵「待つのじゃ。長い髪は乱さぬように。着物の裾は翻さないように歩くのじゃぞ。それとまずは地祇皇子様に祈りを捧げるのじゃ」
綺沙羅「はい。そうですね」
霧絵「ところで綺沙羅、晩飯はなんじゃ?」
綺沙羅「はい、北海道より取り寄せました毛蟹をご用意しております」
霧絵「おお! では、今夜は生徒会室で蟹鍋じゃな! 明日はホームランじゃ!」

〜地祇皇子様がみてる 第4話 ロサ・カニーナベ 完〜

〜保健室にて〜

朔夜「ん…………ちょっと違う?」(ノートに書き書き)
綺沙羅「朔夜様。何を書いていらっしゃるのですか?」
朔夜「…………これ」
綺沙羅「ノートですか? えっと……『このノートに名前を書かれたキャラはいますぐフォーリンラブ☆ 堕ち方を書かない場合は、某コ○ゾラっぽい恋愛になる』……ですか」
朔夜「うん。そこで拾った……」
綺沙羅「お止めになった方がよろしいのではないですか? これは誰かの悪戯でしょう。それと私は『リアルラブごっこ』の方が好きです」
ジャジャス(会話の内容でこのテキスト、いつ書いたかわかるにゃ!)
マリネオ(しっ、黙ってるですの!)
朔夜「……ん。喧嘩はダメ」
綺沙羅「あら? どなたとお話を?」
朔夜「肩に乗ってる猫と天使が……」
綺沙羅「猫と天使ですか? 私にはそのようなものは見えませんが……もしかして、お疲れなのですか? 今回の私は保健の先生という設定ですので診て差し上げますよ」
朔夜「あ……そこ、胸……」
綺沙羅「ふふっ。診察ですよ。緊張なさらないでくださいませ」
朔夜「あ……んっ……そこ…………あっ」

ガラッ!

霧絵「ちょっと待つのじゃーーー!」
綺沙羅「姉様っ!?」
マヤ「こんにちは……」
綺沙羅「マヤ様までっ!?」
朔夜「あ…………」
マヤ「こんにちは……」
朔夜「こんにちは……」
マヤ「…………」
朔夜「…………」
マヤ「右手……」
朔夜「左手……」
マヤ&朔夜「「しわとしわを合わせて、幸せ……」」(ぽっ)
霧絵「ええい! なにを遊んでおるのじゃ! とっとと話を進めんかっ!」
朔夜「猫……」
霧絵「猫ではないっ! 狐じゃ!」
綺沙羅「ちなみに私は狼ですよ」
朔夜「狐に狼…………美味しくない。残念……」
霧絵「物騒なことを呟くなっ!!」
綺沙羅「でも、姉様を美味しくいただくというのも、それはそれで……」
霧絵「ええい、いい加減目を醒まさぬかっ!!」
綺沙羅「きゃんっ!」

しゅわわわー(綺沙羅の身体から光が溢れる!)

綺沙羅「あら? 私はいままで何を……」
霧絵「ふん。ようやく目を覚ましたか」
綺沙羅「姉様……そうですか、私は何者かに操られて……」
マヤ「うん。原因はそれ……」
朔夜「これ……?」
霧絵「そうじゃ。その『ですのーノート』とかいうものに名前を書かれて、綺沙羅はちょっと百合な世界に片足を突っ込んでしまったのじゃ」
マヤ「ジャジャスとマリネオが悪戯してる……」
ジャジャス(げ、ばれたにゃ!)
マリネオ(逃げるですのー!)

霧絵「ワシはこの理事長に頼まれてな。学園の平和を取り戻すために協力しておるのじゃ」
マヤ「うん。学園の守り神様……頼りにしてる…………猫だし」
霧絵「猫ではないと言っておろう!」
綺沙羅「猫……そういえば、朔夜様に猫と天使が憑いていたようですが」
霧絵「うむ。それが理事長の使い魔じゃ。どうやら逃げられたようじゃがな」
朔夜「これ……いけないご本だったの?」
マヤ「うん。これが『あの人』の手に渡ると大変……ここで処分する……」
綺沙羅「あの人? それってもしかして……」

ガラッ

円華「はぁ……はぁ……た、助けてください……」
霧絵「むっ! 大丈夫かおぬし。足に怪我をしておるではないか。綺沙羅。手当てじゃ!」
綺沙羅「はいっ! じっとしてくださいね」
円華「んっ! あ、足を舐めちゃダメ……んんっ!」
綺沙羅「ちゅ……ぺろぺろ……あ、もう少しですので、そのままで……ちゅ、ちゅぅ……」
円華「はぅ……ん、んんんん……あ、はぁ……はぁ……そんなところまで……んっ!」
「匂う。匂うわ。甘く芳しい百合のスメルが。さすがはエロ担当のお二人さん。おぢさんにも嗅がせなさい」
霧絵「にゅわっ!? どこから湧いてきたおぬしっ!」
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャン♪ 保健室といえば私のテリトリー。ポチッと押せば飛び出す仕組みよ☆」(きらーん)
霧絵「なんじゃこやつ。かりんと同じ匂いがするぞ」
かりん「ん? 呼んだー?」
霧絵「キャラが被るから出てくるでないっ!」

ばんっ!(ドアを閉める)

かりん「ノーフューチャー!!」(ばんばんばんと扉を叩きながら)
綺沙羅(姉様、容赦がありませんね……)
朔夜「それでどうしたの…………?」
円華「はい。実は弟を探して屋上に向かったんですけど、そこで暴漢に襲われて……」
霧絵「暴漢じゃと!? また『めんじゅおぶばとりゃー』とかいう輩の仕業か!」
綺沙羅「姉様、『メンズオブバトラー』です」
霧絵「ええい、それくらい知っておるわ! 今のはちょっとしたお茶目じゃ! 噛んだのじゃ!」
マヤ「それで、どういう人だったの……」
円華「えっと、髪は紫で身長は若干低め。八重歯がチャームポイントで、きらんと目が光る女の子で……」
霧絵「ずいぶんと具体的だな……って、犯人はそこにおるではないかっ!!」
「気づかれたっ! カモン、かりんっ! 撤収よっ!」
かりん「アイアイサー! くらえ、ばっちゃん特製の煙幕球っ!」

ぼしゅん!

霧絵「げほげほっ! か、辛い! 目に染みるのじゃー!」
綺沙羅「これは胡椒爆弾……! 地味に効果的で……くしゅんくしゅんっ!!」
かりん「げほげほっ! 目がぁ目がぁ……!」
「なんでかりんまでダメージ受けてるのっ。ほら、行くわよ」

ダダダダダッ

霧絵「うぬぬぬ。をにょれ。逃げたかっ!」
円華「ごめんなさい。私のせいで」
マヤ「大丈夫……ノートはここにある……」
朔夜「それよりお腹空いた…………」
綺沙羅「では、かにぱんをどうぞ」
マヤ「私も……」
綺沙羅「では、サンドイッチをどうぞ」
マヤ&朔夜「「ダンケシェーン」」
霧絵「無駄にハモるなっ!」

〜階段にて〜

かりん「にゅふふふ〜。まさかあんなノートがあるとはね」
「そうね。あれを手に入れれば、ハンスなんていうお爺さんに従わなくても自分達だけでおもしろおかしい百合世界を……」

カツカツカツ……

かりん「はっ! この足音はっ!」
「あ、あなたは……」

???「――全力で寝てろっ!」

きゅぴーん☆(ギ○ス的ななにか)

かりん「んにゃうにゃうにゃ……」
「んん……莉織…………んん……」

雄基「凛……時が来るまでそこで寝てな。目が覚めた頃にはすべて終わってるさ」
久遠「雄基、そろそろ時間よ」
雄基「ええ。今行きますよ」

きゅっ(ハチマキを頭に巻いて)

雄基「戦力は整った。さあ、これからはスーパーオレオレタイムの始まりだ! 待ってろ、ちまり! 今助けに行くからなっ!!」

<第4話 なつこみ☆ 寿司屋覚醒編> おわり
   〜<第5話> に全力でつづく! また見てギ○ス。
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『私立ALcot学園』

それは(以下略)

〜前回のあらすじ〜

屋上菜園を襲撃したNARAZU☆MONO秀真。真の力を解放した賢治。
彼ら「メンズオブバトラー」の尖兵を倒したマジカルフェザームーンA’sとカレンだったが、彼女達はエターナル・セブンティーン久遠に拉致されてしまう。
そして物語は今、新たな展開を見せようしている気がしないでもなかった……。

□■□ 第3話 □■□

〜生徒会室にて〜

大吾「なんてこった! まさかあの賢治がやられるなんてっ!」
「大吾、少し落ち着きたまえ。糖分が足らないのではないか?」
大吾「糖分なんて取ってる場合じゃねぇって! このままだとこころさんに悪いことしてるのがバレちまうじゃないかYO!」
「それならもう遅い。賢治を倒したのはその日菜森先輩達だそうだ。いずれ私達の存在も露見するだろう」
大吾「マ・ジ・カ・ヨっ! ああ、でもこころさんにならプチッとやられてもいいかぁ。それで改心してあっち側につくってのもあり?」
「いや、どうやらそうもいかないようだ。状況はさらにややこしいことになっている」
大吾「どういうことだ、キバヤシ!」
「私はキバヤシではない」
大吾「いや、そこはスルーしてくれ。おまえは相変わらず生真面目だな」
「ふむ。まあいいだろう。まずはこの校内放送を聴いてほしい」
大吾(あれ? 実はネタわかってる?)

ざ、ザザザザ……

城島「あ〜テステス。マイクテス。んん……こちらはアルコット学園教師連合。この放送を聴いてる諸君、特にメンズオブバトラーとかふざけた名前で学園を占拠したハンス氏に告ぐ」
愛音「告ぐー!」
城島「即刻武装を放棄し、体育館に集合せよ。今ならば補修6時間の刑で許してやろう」
愛音「やろー!」
城島「こらこら。君はそっちでお母さんと遊んでいなさい」
愛音「えー? あたしも歌うー! お姉ちゃんなんて前回ちょっと歌っただけで出番終わりなんだよー」
恋鳥「えええっ! 違うよ違うよ。これからが本番だよっ。これでもメインヒロインなんだからっ」
「ふっ、一応……な」
恋鳥「うえ〜んっ! お母さ〜ん! 乾先生がいじめるー!」
美琴「まあまあ。乾先生。め、ですよ?」
「うっ、す、すまない」
城島「ごほん……! あ〜、今のはなかったことにしてくれたまえ」
「こちらの要求は賊軍の武装解除だ。それと不思議時空に閉じ込めた生徒達、特に千歳を解放しろ。要求を呑まない場合、1500時にこちらも実力行使に移る」
愛音「乾ちゃんすごいんだよ。結界とかお札で悪い人をばーんってやっつけちゃうんだからー!」
「乾ちゃん……か。一度でもいいから千歳にそう呼んでほしかったな……」
愛音「乾ちゃーん☆」
「ふふっ。おまえはいい娘だな」(←まんざらでもないらしい)
美琴「あらあら? もうすぐ3時なの? みなさん、そろそろお茶にしましょう」
城島「おお、これはすいません。そうです、聞いてください。うちの子がですね……」
恋鳥「んむんむ。モンブランさいこー♪ って、まだ放送続いてるよ?」
愛音「すいっちおーふっ♪」

ぶつ……

大吾「なんだこの悲惨な放送は……」
「内容はともかく、これで勢力が3つに分裂したことがわかるのだよっ!」
大吾「なっ、なんだってーーー!!!!」
「そんなに驚くようなことか?」
大吾「おまえ……ボケクラッシャーだな……」(涙目)
「とにかくだ、今のところ私達メンズオブバトラーと一般生徒達、そして教師連合が勢力を争っている」
大吾「教師連合って、あのイケメン先生達に加えて恋鳥とか美琴さんも混ざってなかったか?」
「そこなんだ。どうやら彼らは職員室と放送室、それにトロイメライを支配下に置いているらしい。先生っぽいキャラや、喫茶店関係者、それと幼女は向こう側についていると考えた方がいいだろう」
大吾「うわ、メタ発言だ」
「それとコレは未確認情報なのだが、一般生徒側にも何やら動きがあるらしい。日菜森先輩達も別勢力に拉致されたとの報告もある」
大吾「んん〜? なんだかややこしい話になってるな。ダメだぞ、ちゃんと後先考えて書かないと」
(大吾に心配されたらおしまいだな……)

ガラリ

マリネオ「心配はご無用ですの!」
ジャジャス「そうだにゃー!」
大吾「なんだこのぬいぐるみは!?」
マリネオ「ふふふー。ただのぬいぐるみだと思ったら大間違いですの」
ジャジャス「そうだにゃー!」
マリネオ「これでも私達、秘密兵器を持ってますの」
ジャジャス「そうだにゃー! って、同じ台詞ばっかりにゃ! 不公平にゃ!」
「まあ、落ち着きたまえ。ほら、チョコレートをやろう」
ジャジャス「にゃうーん♪」
マリネオ「騙されやすい猫畜生ですの☆」
大吾「で、何を持ってるって?」
マリネオ「これですの!」
大吾「ん? ノート……?」
「まさかそれは……」
マリネオ「ふふふふふふ。これさえあれば、すべてまるっと解決ですの」(きらーん)

〜校門〜

ハナ「ふぅ……やれやれ、ようやく校舎についたわい。用務員の仕事も楽じゃないのう」

ぱさっ

ハナ「ん? なんじゃこの冊子は……『ですのーノート』……?」
マリネオ(拾ったですの!)
ジャジャス(よし、さっそく声をかけるにゃ!)
大吾(っていうか、なんでハナのばっちゃんなんだよ。もっといい人いるだろっ!)
ハナ「まったく誰だい。こんなところにノートを捨てたのは。ゴミはゴミ箱へ。塵は塵へじゃわい」

ぽい☆(焼却炉に)

ジャジャス「燃やしたにゃぁああああああああっ!!」
マリネオ「デスノーーーーーーーーーーーーーーー!!」

<第3話 ですのーノート> おわり
   〜<第4話> に――


マリネオ「待つですの! チャンスをワンモアプリーズ!」
ジャジャス「今度こそやるにゃ!」

ぱさっ

朔夜「…………げっと」
ジャジャス(おお、まともそうな子が手に入れたにゃ! これでこの学園の生徒を操って、女の子同士の女の子による女の子のための恋愛が始まるにゃ!)
マリネオ(待つですの!)
ジャジャス(にゃ? どうかしたにゃ?)
マリネオ(あの子……マヤ様に似てますのっ!)
ジャジャス(それは禁句だにゃああああああ!!)

<第3話 トリプルティック(勢力図的な意味で)> おわり
   〜<第4話> につづく……ですの!

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